ヴィルヘルム・ハーツの杖の特徴
愛着を持って長く使うことを意識して、一つひとつ丁寧に、手で作られています。 その為に、使う素材も考え抜かれています。 革は人に合わせて形を変え、木も革も汗を吸う。自然には気持ちいいものがたくさんあるのです。 それにユニークな素材“カーボンファイバー”を組み合わせることで、軽くて頑丈な杖が出来上がります。 カーオンファイバーのしなやかさは、歩くときの衝撃を吸収してくれます。
カーボンファイバーロッド
「Poker」や「Mumi」などの杖に使用されている黒の細い軸のロッド(棒)は“カーボンファイバー”を使用しています。大抵の人がどんなに曲げても変形することはありません。
気持ちの良い具合にしなります。そのしなり具合が人間にとって必要なバネの役割をし、歩くたびにかかる地面からの肘や肩への衝撃を軽減してくれるのです。 10mmと12mmから選べます。
ヌメ革(ベジタブルタンニンなめし)
ヌメ革(ベジタブルタンニンなめし) 杖の腕を支える部分には、ヌメ革を使用しています。ヌメ革はプラスチックとは違い、使う人に合わせて革が腕に馴染んでいきます。経年変化により、革の色、風合いが変わっていくことも楽しむことができます。
※色着き革は、色落ちの心配や、染め材の不確実性の心配があるため、使用していません。
White Ash(ホワイトアッシュ)
北欧神話でも重要なシンボルとして描かれる樹木、ヨーロピアンアッシュ(西洋トネリコ)、日本ではホワイトアッシュという木材を使用しています。日本で木部の製造を協働しているのが、椅子をつくり続けて60年の歴史を持つ「平田椅子製作所」。「人を支える道具」というコンセプトに共感し合い実現しました。平田椅子製作所で作られる家具からどうしても出てしまう端材を活かして、杖の木部の製作をして頂いています。なるべく持続可能であるものづくりを考え、家具の製作をする工房と協働したからこそ実現しました。