Vilhelm Hertz /ヴィルヘルム・ハーツの杖が、ドイツの歴史ある賞 German Design AwardのExcellent Product Design - Medical, Rehabilitation and Health Careの部門で “Winner/優秀”賞を受賞しました。日本製に切り替わったことでのプレゼンテーションでの受賞です。
このアワードの応募にはノミネートされる必要があり、それだけでも名誉なことですが、ヘルスケアの部門で賞を頂きました。
杖業界が盛り上がり、杖を使うことに抵抗がなくなり、ちゃんと状態にあった道具を使うことに繋がれれば嬉しいです。ぜひInstagram等のフォローとシェアをお願いします。
5年前、私は職人クリストファーと共に働き、彼の哲学、技術、杖についてを学びました。その杖を日本のためにMade in Japanで復活し、日本の職人たちと共に、その技術や杖を日本の高いクラフトマンシップでアップデートしています。 日本製では、デンマークデザインの家具の端材を使い、杖の木部をつくる工程にしています。その工程は椅子を作り続けて60年の平田椅子製作所に実現していただいています。 @hiratachair
この循環マインドは、デンマークでの生活経験によって自然に育ってきた価値観であり、審査員もこの活動を高く評価してくれたのだと思います。
Vilhelm Hertz, Japan, won the “Winner” award at the German Design Award, a historic German award. This award was given at a presentation for switching to Japanese-made products.
It is necessary to be nominated for this award, which is an honour. Still, we received the “Winner” award, which is given to the outstanding design in each category.
I would be happy if the cane industry became more popular, people felt more comfortable using canes, and people started using tools that were in good condition. Please follow and share on Instagram, etc.
Five years ago, I worked with Master Kristoffer, learning about his philosophy, techniques, and canes. Now, we have revived the cane as Made in Japan, working with Japanese craftsmen to update the technology and cane with high Japanese craftsmanship. Made in Japan, we use scraps from Danish-designed furniture to create the cane wood.
This circular mindset is a value that was naturally developed through my life experience in Denmark, and I believe that the judges also highly valued this activity.
German Design Award
ドイツデザイン協議会の最高賞です。その世界的な広がりと国際的な魅力により、あらゆる業界のデザイン界で最も権威ある賞のひとつとなっています。2012年以来、German Design Awardはデザイントレンドを見つけ、広く一般に紹介し、その栄誉を称えています。毎年、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、建築の各分野で優れた作品が選出されます。
「Winner」
特定のカテゴリーで傑出した模範的なデザイン成果を表彰するものです。各カテゴリーにおいて、適切な数の約2/3のプロダクトが「Winner」として表彰されます。受賞者は、ドイツデザイン賞の各カテゴリーにおいて、専門家からなる個別の審査員によって選出されています。
Design: @kristoffervilhelm
木部製作: @hiratagencollection