日本でのスタート

2018年に代表の宮田尚幸がデンマークの工房に半年間住込みで働き、職人との信頼関係を築くうえで言われた「日本でこの杖を広めることは、お前に任せた。」という言葉から、2019年に日本で代理店を始めることになりました。

2021年8月に、より社会的な動きを取り入れていくために、風と地と木 合同会社を設立し、Vilhelm Hertz Japan(ヴィルヘルム・ハーツ・ジャパン)の運営母体としています。

2023年4月からは、より丁寧に製作やアフターフォローを行うため、エネルギー問題を改善するため、デザインを受け継ぎ、「Respect for Mingei(民藝)」をテーマに製造を日本でも開始。木工と金工と、日本の高い技術を持った職人に依頼し、Denmark Design × Made in Japan を実現しはじめました。
その活動が評価され、2022年グッドデザイン賞 金賞受賞、2024年German Design Award ヘルスケア部門優秀賞を受賞。
また、日本独自の活動として、理学療法士との連携や、一般財団法人JASPEC(福祉用具を主とする工学的な安全性を試験・評価する独立した第三者機関)での試験評価など、デザインやモノづくりの姿勢だけではなく、専門家の視点を取り入れたり、機能や耐久性の側面でも品質の高いモノであることを実証している。